こんにちは!さりぃです!
今日は前回の続きになります。娘の入院、そして 乳腺炎を経て仕事復帰しますが、乳腺炎にはちょこちょこなりました^^;ちなみに、私がネットでたまたま見つけた助産院なのですが、本当に親切丁寧な助産院で目から鱗なこともたくさん教えてもらいました。なのでまず、助産院で教えてもらったことからシェアしていこうと思います。
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前回の続きはこちらから→産後3ヶ月で仕事復帰した結果。
乳腺炎にならない方法
まず、人間の乳房はなぜ2つあるのか?なのですが双子が産まれても育てていけるようになっています!複数赤ちゃんを産む動物には複数の乳房があります。なので、作られる母乳も常に2人分だから、子どもが1人の場合、母乳は必ず余るようになります。この余った母乳をそのままにしておくことで乳腺炎は引き起こされるので、搾乳して出すことが必要です。
ただし、赤ちゃんが飲んだ後に搾乳するのは良くないのだそうです。すでにたまっている母乳は時間が経って冷えて美味しくないから、グルメな赤ちゃんは嫌がったりもするそうです。なので先にたまっている母乳を捨てて新しく生成される母乳を飲ませてあげると、温かくて美味しい母乳を飲ませてあげることができるようです。
搾乳の方法は、まず搾乳器を使わないでくださいと言われました。搾乳器は大きな血管から出る母乳しか搾乳できないので、小さい血管から出る母乳は搾乳されず、たまって固まって乳腺炎になるからだそうです。助産院で教えてもらった搾乳方法は、①まず乳首を親指と人差し指で爪色が白くなるくらいの強さ(けっこう強め)でつまみます。これを角度を変えながら5分やります。これをやることで乳腺の詰まりをほぐし、母乳の通りが良くなります。つまんだら痛いという場合は、乳腺が詰まりかけている状態なのでしっかりつまんでほぐした方がいいそうです。②次に、両手で乳房をおにぎりを握るように握ってぎゅーっと乳房をひねりながら搾乳します。搾乳する場所は洗面所だったり、ボウルに出すなどするとやりやすいです^^この時ピューっと母乳が勢いよく出る場合がありますが、このピューっと出る状態で赤ちゃんにあげると、赤ちゃんがむせてしまって飲みにくいので、母乳が搾ってもポタポタになる程度まで搾乳してからあげてくださいと言われました。
ポタポタになるまで搾っちゃったら母乳足らないんじゃないの?!って思いますよね!私もそう思いました(笑)でも赤ちゃんが吸うとちゃんと新しい新鮮な母乳が生成されて出るから大丈夫らしいです^^古い母乳をちゃんと出しておかないと新しい母乳が作られないから、まず搾乳して出すことが必要らしいです。
以上が教えてもらった内容です。他にも歯が生えてきた時に添い乳したら虫歯になるのはウソだとか!母乳は抗菌作用があるので母乳が原因で虫歯になるのではなくただ単に歯磨きの仕方が甘いだけらしいです。・・・とまぁ、知らないことがたくさんあるなぁと思いました^^;
仕事復帰することで分かった本心
仕事復帰してからというもの、また慌ただしい日々が続き、毎朝夫が娘を連れて出勤した後、今日仕事休んだら自分の時間が取れてゆっくりできるのになぁと思いながら・・・でも熱が出たとか特別な理由もないから休む勇気もなく結局出勤するという毎日でした。仕事休みたいって毎日思っていました。
そのうちなんだか気持ちが憂鬱になってきて、職場で仕事仲間が離れたところでヒソヒソ話していたら自分の悪口を言われているんじゃないかと思ったりしました。そんな日々が数日続いて精神的にしんどくなったある日、休むことを決心します。上司に体調不良で休みますと電話で伝えたのだけど反応がイマイチに感じて、「そんな理由で休むの?」と思われたような気がして言ったあとに後悔。「こんな罪悪感を抱えるくらいなら、やっぱり無理して行けば良かった。」と思いました。それと同時にきっと抑えていたであろう気持ちも溢れ出しました。
ちょっと前に夫が残業で遅くなるからと、私が託児所に娘を迎えに行ったことがあるのですが、娘ひとりベッドに寝かされてギャン泣きで、保母さんも忙しくてなかなか私の元に連れてきてもらえないことがありました。もちろんずっと放ったらかしな訳ではないことは分かっているのですが、この時「私がずっとそばにいてあげられたなら、娘が泣いたらすぐ抱っこしてあげられるのに。」と思ったのです。
「娘と関われるのが朝と晩だけなんてイヤだ!娘のためというよりも私が娘のそばにいたいんだ。だって私は母親だもん!!」
こんな気持ちが溢れ出して、声を出して泣きました。仕事をしてみてやっと、自分の本心がわかったんです。けれど本心と仕事を休んでしまったという罪悪感の間に挟まれて、1人で耐えるにはかなりツライ状況でした。誰かに泣きつきたいと思い、ふと思い出したのが乳腺炎でお世話になっていた助産院でした。お話だけでも聴いてもらおう・・・そう思って連絡しました。
助産師さんは親身になって話を聴いてくれるので、ここでも涙が出て止まりませんでした。そして、助産院の院長から「仕事をしばらく休んだ方がいい。」と言われて、1ヶ月ちょっと休職することになりました。
産後うつになってしまう前に・・・
私の場合、産後うつの一歩手前だと言われました。一度産後うつを発症してしまうとなかなか改善されず、治ったと思ってもメンタルが落ちた時に再発するそうです。産後うつになり必死のフォローも虚しく自殺してしまった母親もいるそうです。なので、産後うつになってしまう前に、なにがなんでも助けなければいけないんだと言っていました。院長は「さりぃさんはちゃんとSOSを出してくれたから本当に良かったんです。私たちは助けたくてもSOSを出してもらわないと助けられないから・・・。」そう言っていました。
私が助産院に泣きついたのは正解だったんだなと思いました。
続けて院長はこうも言っていました。「仕事を休んだのは本当に正解です。よく休んでくれたと思いました!さりぃさんのように正義感の強い人は、ズル休みしてしまったと思うかもしれませんが、本当に体調を崩してしまう前に休むことは悪いことではありません。病院の患者をみるスタッフは代わりがあるけど、母親の代わりは誰にもできないから、自分がいつでも健康であるようにちゃんと仕事を休んで回復することはとても大切ですよ。だから自分を一番大切にしてあげてね。」この言葉が一番救われました〜( ; ; )仕事を休んでしまったという罪悪感が半端なくツラかったのです。
子どもがいるとどうしても優先順位は子どもになります。けれどヒエラルキーの頂点は必ず自分を置くこと!と言っていました。自分が満たされていれば子どもや家族を見守る余裕が出てくるのだそう。だから自分が心身ともに健康であることが何よりも重要なんですね。そういえば、私の母はいつも自分のペースで子育てをしていたから子どもに振り回されることはなかったと言っていました。なので子育てが大変だった記憶がないのだそう(笑)
私は自分を犠牲にしてしまいがちなタイプなので、これを機会にできるところから自分を優先するようにしていこうと思いました。いきなり全部!は難しいですからね^^
そして何より、周りにSOSを出すことが大切です‼️家族に話しても解決できないような場合は保健センターや助産院などを頼るといいです。最近子ども虐待の事件も問題になっているからか、ねんごろに対応してくれます(←私はそう感じました)。自分から助けを求めなければ周りは助けたくても分かりませんから、謎の悲劇のヒロインは終わりにして素直に助けを求めましょう。
次は休職してからの資金繰りとか、こうすればお得だったのに!ということをお話していこうと思います!本日も読んでくださりありがとうございます(*´꒳`*)